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わけぎ【地植え】の育て方
監修:恵泉女学園大学教授 藤田智
わけぎ【地植え】の育て方について紹介いたします。
このページではわけぎ【地植え】の基本情報やまめ知識をご紹介しています。
基本情報
- 科名属名:ヒガンバナ科ネギ属(アリウム属)
- 原産地:ギリシャ
- 分類:多年(宿根)草,耐寒性,草本
- 栽培のスタート:苗から
- 日照条件:日なた
- 生育適温:15~20℃
- 水やり:乾燥が激しいときはたっぷり水やり
- 特徴:ネギとタマネギ(シャロット)の交雑種で、タネができにくいのでタネ球を植えて育てる。
- 樹高:草丈(25~30㎝)
- 植えつけ期:球根(8月下旬~9月)
- 開花期
- 収穫期 3月中旬~5月上旬、10~11月
- 植えつけから収穫までの期間 タネ球を植えてから30日。草丈が20~30㎝伸びたら地際から3~4㎝残して切り取る
- 開花から収穫までの期間
日本の各地で栽培されるネギ類は、大きく、長ネギ(根深ネギ)とワケギ・葉ネギに分けられます。ワケギ・葉ネギは主に緑色の葉身部を収穫するタイプです。ワケギを漢字で書くと分葱で、球根を植えつけると、何本かに分けつすることから名づけられました。 栽培が実に簡単なうえ、数回収穫できるため、初心者にもおすすめの野菜です。似た種類にアサツキがありますが、どちらかというとワケギは関東以西、アサツキは関東以北でよく栽培されているようです。ベジタブルガーデンの材料として注目されるのは,ネギ類のその草姿の個性といえます。直立した葉は他の野菜に見られない特徴で、レタス類などの株間にワケギを植えつけて立体感を出したり、縁取りにするのもよいでしょう。