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ラディッシュ【地植え】の育て方
監修:恵泉女学園大学教授 藤田智
ラディッシュ【地植え】の育て方について紹介いたします。
このページではラディッシュ【地植え】の基本情報やまめ知識をご紹介しています。
基本情報
- 科名属名:アブラナ科ダイコン属(ラファヌス属)
- 原産地:地中海沿岸
- 分類:一年草,耐寒性,草本
- 栽培のスタート:タネから
- 日照条件:日なた
- 生育適温:15~20℃
- 水やり:ひどく乾燥するときはたっぷり水やり
- 特徴:ダイコンの仲間で。栽培期間が短く、夏と冬を除けばいつでもタネまきができる。
- 樹高:草丈(15㎝(地上部))
- 植えつけ期:
- 開花期
- 収穫期 4月中旬~6月(春まき)、10~12月上旬(秋まき)
- 植えつけから収穫までの期間 タネまきから28~30日。根元の直径が2~3㎝になったら引き抜く
- 開花から収穫までの期間
別名は「二十日大根(ハツカダイコン)」。その名にふさわしく、約30日ほどで収穫できるミニダイコンです。畑や菜園がちょっとあいたときに、つくっておく「間作」が可能です。また、アブラナ科の野菜ながらもラディッシュは、連作すると発生しやすい根こぶ病が出ないため、コマツナやハクサイ、キャベツなどの前後にもつくることができます。 生育適温は20℃前後で冷涼な気候を好み、主に春まきと秋まきにします。また、直根性のため、タネは直まきにして育てましょう。 根の部分にビタミンC、消化酵素のジアスターゼを含み、食後に食べれば消化を促します。葉にはビタミンCのほか、カロテン、カルシウムなどを含むので、捨てずにお浸しなどで食べるとよいでしょう。