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長ネギ【地植え】の育て方
監修:恵泉女学園大学教授 藤田智
長ネギ【地植え】の育て方について紹介いたします。
このページでは長ネギ【地植え】の基本情報やまめ知識をご紹介しています。
基本情報
- 科名属名:ヒガンバナ科ネギ属(アリウム属)
- 原産地:中国西部、中央アジア
- 分類:多年(宿根)草,耐寒性,草本
- 栽培のスタート:苗から
- 日照条件:日なた
- 生育適温:15~20℃
- 水やり:葉がしおれない限り水やりは不要
- 特徴:長ネギは、葉鞘部が白く長いネギで根深ネギとも呼ぶ。夏に苗を購入して植えると作りやすい。
- 樹高:草丈(60~70㎝)
- 植えつけ期:苗(3月中旬~4月(春植え)、7~8月(夏植え))
- 開花期
- 収穫期 7~8月(春植え)、12~2月(夏植え)
- 植えつけから収穫までの期間 苗から140日
- 開花から収穫までの期間
長ネギは、中央アジア原産のユリ科の多年草です。古くから薬味として利用される、非常に身近な野菜です。 ネギの栽培には、主に葉身を利用する葉ネギ栽培 と、白く軟白した葉鞘を利用する長ネギ(根深ネギ)栽培があります。ここでは、主に後者の長ネギの栽培を紹介しましょう。 長ネギの白い部分にはビタミンCが、地上部の緑色の部分には、カロテン、ビタミンC、ミネラル等が含まれています。また、強烈な個性をもつネギの香りは、アリシンという成分。アリシンには、ビタミンB1の吸収を促すほか、血行促進や疲労回復の効果があるといわれています。