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さやいんげん【地植え】の育て方
監修:恵泉女学園大学教授 藤田智
さやいんげん【地植え】の育て方について紹介いたします。
このページではさやいんげん【地植え】の基本情報やまめ知識をご紹介しています。
基本情報
- 科名属名:マメ科インゲンマメ属(ファセーオルス属)
- 原産地:中央アメリカ
- 分類:一年草,非耐寒性,つる性
- 栽培のスタート:苗から
- 日照条件:日なた
- 生育適温:23~28℃
- 水やり:乾燥が激しいときはたっぷり水やり
- 特徴:つるあり種とつるなし種があり、つるなしは支柱が要らないので育てやすい。
- 樹高:草丈(2m以上(つるの長さ)、つるなし種は40~50㎝)
- 植えつけ期:苗(5~6月中旬)
- 開花期
- 収穫期 7~8月
- 植えつけから収穫までの期間 苗からは45日。つるなし種は種まきから55日
- 開花から収穫までの期間 10~15日後、さやの長さが12㎝ほどの若いさやをハサミでヘタを切って収穫。
サヤインゲンは、中央アメリカが原産のマメ科の野菜です。1654年に隠元禅師によってわが国へ伝えられたことに因んで「インゲン」と呼ばれるようになったそうです。 ちなみに、若いサヤを丸ごと食べる野菜として扱う場合は「サヤインゲン」、完熟した豆を乾物として扱う場合は「インゲン」と呼んでいます。 インゲンは、食物繊維、カロテンに加え、カルシウム、鉄などのミネラルにも富み、調理法もごく簡単です。とれたてはうま味も格別です。