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サフラン【地植え】の育て方
監修 園芸研究家 矢澤秀成
サフラン【地植え】の育て方について紹介いたします。
このページではサフラン【地植え】の基本情報やまめ知識をご紹介しています。
基本情報
- 科名属名:アヤメ科サフラン属(クロッカス属)
- 原産地:地中海沿岸
- 分類:球根,耐寒性,草本
- 栽培のスタート:苗から
- 日照条件:日なた
- 生育適温:5~15℃
- 水やり:土の表面が乾いたらたっぷり水やり
- 特徴:花後に葉が長く伸びる。葉が黄変したら球根を掘り上げて乾燥貯蔵する。
- 樹高:草丈(10~15㎝)
- 植えつけ期:球根(8月中旬~9月中旬)
- 開花期 9月中旬~11月中旬
- 収穫期
- 植えつけから収穫までの期間
- 開花から収穫までの期間
サフランは地中海沿岸に自生するアヤメ科の植物です。別名、薬用サフランとも呼ばれ、花サフランと呼ばれているクロッカスとは区別しています。一般の花サフラン(クロッカス)が早春に開花するのに対し、薬用サフラン(サフラン)は、秋に薄紫色の花を咲かせます。花の中には、黄色い雄しべと赤い3本の雌しべがあります。この雌しべを乾燥させると、高価なスパイスで有名なサフランになります。サフランは、花の美しさとスパイスとして、古くから世界で親しまれている植物です。 スパイスとして利用する場合は、花が咲いたらすぐに3本の雌しべを優しく抜き取り、新聞紙やキッチンペーパーなどの上に置いて、陰干しにします。細長い雌しべは、風が吹くと簡単に吹き飛ばされてしまうので、風が当たらない場所で干しましょう。乾燥したら小瓶に入れて、風味が落ちないうちに料理に使いましょう。