植物栽培ナビ

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ミニカボチャ【地植え】の育て方

監修:広島市植物公園 島田有紀子

ミニカボチャ【地植え】の育て方について紹介いたします。
このページではミニカボチャ【地植え】の基本情報やまめ知識をご紹介しています。

ミニカボチャ【地植え】写真
基本情報
  • 科名属名:ウリ科カボチャ属
  • 原産地:中央アメリカ
  • 分類:一年草,半耐寒性,つる性
  • 栽培のスタート:苗から
  • 日照条件:日なた
  • 生育適温:18~21℃
  • 水やり:表土が乾いたらたっぷりとやるが、過湿には弱いので注意する
  • 特徴:ウリ科では珍しく連作障害が出にくい
  • 樹高:つる性
  • 植えつけ期:4月下旬~5月上旬
  • 開花期 
  • 収穫期 7中旬~8月上旬
  • 植えつけから収穫までの期間 
  • 開花から収穫までの期間 35~40日

 カボチャは、中央アメリカ原産のつる性の1年草です。大きいカボチャは、広い面積の畑につるを這わせて栽培しますが、ミニカボチャは果実が小さく軽いので、狭い場所でも支柱を立てて、空中栽培することができます。空中栽培にすると風通しがよくなるので、カボチャの大敵であるうどんこ病の発生を軽減できるメリットがあります。  また、ミニカボチャは電子レンジで調理できる手軽さも長所です。ミニカボチャの代表品種には、‘プッチーニ'、‘坊ちゃん'などがあります。また、食用ではありませんが、置き物としてかわいい「おもちゃカボチャ」も栽培に適しています。  棚作り、あんどん仕立てのほか、アーチ支柱を利用すればトンネル風に仕立てることができ、ユニークな形のカボチャを頭上に見ながら、通り抜ける楽しみが加わります。なお、梅雨明け後にうどんこ病が発生し、葉が見苦しくなるので、カーテンには向きません。  野菜、特にウリ科野菜には連作障害がつきものですが、カボチャは連作障害が起こりにくい植物です。したがって、前年にウリ科植物を植えた土地でも、栽培することが可能です。もちろん、逆の順番では連作障害を起こすことがあるので、どこに何を植えたかを記録しておくことが大切です。

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