植物栽培ナビ

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ゴーヤー【地植え】の育て方

監修:広島市植物公園 島田有紀子

ゴーヤー【地植え】の育て方について紹介いたします。
このページではゴーヤー【地植え】の基本情報やまめ知識をご紹介しています。

ゴーヤー【地植え】写真
基本情報
  • 科名属名:ウリ科ツルレイシ属
  • 原産地:熱帯アジア
  • 分類:一年草,半耐寒性,つる性
  • 栽培のスタート:苗から
  • 日照条件:日なた
  • 生育適温:20~30℃
  • 水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出してくるまでたっぷり与える
  • 特徴:種から育てる場合、発芽最適温度(地温)が25~28℃と高いので、関東地方を基準とした場合、5月に入ってからがよい。5月に入っても地温が25度に満たない冷涼な地域は、タネからではなく苗から育てるのが無難
  • 樹高:つる性(3m以上)
  • 植えつけ期:5月上旬~6月中旬
  • 開花期 6月下旬~8月上旬
  • 収穫期 7月中旬~10月上旬
  • 植えつけから収穫までの期間 
  • 開花から収穫までの期間 開花から3~4週間後

 別名ニガウリ、ツルレイシともいわれるつる性の1年草です。沖縄の伝統野菜でしたが、今や、独特の苦味成分が夏バテ防止によいと、全国的に愛される野菜になりました。  暑さと強い日ざしに強く、日よけを目的とした緑のカーテンには最適の植物です。ほかに、棚栽培もでき、アーチ支柱を利用すればトンネル風に仕立てることができます。たわわにぶら下がる果実の下を通るのが楽しくなります。  ゴーヤーの果実には、長いものや短くて太いもの、色が白いものなど、さまざまな品種があります。苦味もマイルドなものがあるので、好みの品種を選ぶことができます。  果実は若いうちに収穫して、沖縄の伝統料理、チャンプルなどにして食べます。ゴーヤーは本来苦い野菜ですが、どうしても苦味が苦手という場合は、白いワタをきれいに取った後、塩水につけたり、熱湯を掛けたりすると、苦みが和らぎ、食べやすくなります。

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